●デザイン料は,通常建築設計料と同じ
施工費の%で決める所がほとんどですが
SHOP等の商業施設は坪数で決めたりもします。
例えば
1000万の施工の場合=10%とか
10坪~15坪の場合は100万とかです。
インテリアデザイン料は
社団法人日本ディスプレイ業団体連合会がだす
企画・設計等の業務及び報酬基準がありますが
実際よりちょっと高いので、
事務所ごとに料率表を作成して、
その都度クライアントと取り決めして契約いたします。
●SHOPなどの場合、
コンセプトに基づいた商品・接客・オペレーション
そしてそれらを包み込む環境としてのデザインは、
たいへん重要な事でクライアントも
Feeに理解をして頂いてますが
住宅のデザインの場合、
今の処ちょっと高いと思うかも知れません。
●仮に1000万の予算があった場合、
100万のデザイン料で施工費が900万の場合と
1000万の施工費で
デザイン料をサービスする設計施工会社の場合
あなたは,どちらを選びますか?
●デパートや専門店で
家具や洋服を買うときのプライスは
有名なデザイナーや拘りのある職人が作ったモノは,
手間も時間もかけて
愛情を持って作り上げているからであり、
“モノ”を通して“こころ”の満足感を与え、
それが付加価値となって高いのです。
施工費は材料代だけでは無いので
900万と1000万の比較は出来ないし
付加価値がつく前のプライスなのです。
又、同じ図面で入札しても
1000万の予算の場合でも
数10万~数100万の差が出る事があるのは、
デザインに定価が無いからです。
センスの悪い人がデザイン料無しで
1000万かけて作ったモノと、
センスがいい人が900万かけて作ったモノを
あなたがどちらを選ぶかだと思います。
900万で作ったセンスのいいものは、
1200万の価値が付き
1000万で作ったセンスの悪いものは、
700万の価値しか付かないかも知れません。
●又、デザイン・設計料の大半は人件費であり
考えたり、スケッチを描いたり、
図面を書いたり、設計の監理といって
施工の打ち合わせや現場に行って
図面通り出来ているかチェックをしたりするので、
サービスはありえません。
極端に安い場合やサービスするという時、
設計施工会社の見積書に項目として出さないで
他に振り分けるだけなので、お忘れなく!?
設計施工会社の場合は、
そうする事も出来るので
デザイン・設計と施工は別々にした方が
安くてイイものが出来ると思います。
お店の場合は殆んどそうしてます。
●デザイン料の算出の基本的な考え方は、
作業に掛かった時間×時給
+諸経費+出張旅費(地方の場合のみ)で
事務所で掛かる経費を除いた実質的な年収は
同年代の普通のサラリーマンと同じ位です。
それに最初に取り決めをして、
納得してもらってから進めますので安心してください。
●細部にわたるデザインフィーは、
ここでは公開いたしませんが
重要なのは頼みたい人と
頼まれる人の感性とセンスが合うかだと思います。
デザイン料はその後の話だと思いますが、
聞きたい事があればお気軽に問い合わせください。
お会いして話を聞いたり
アドバイスするのはお金が掛かりませんし、
又感覚が合わなければ
他を探して頂いて構いません。
●施工に関して、当事務所はデザイン・設計
及び設計監理だけで施工は致しませんので
ご自分の好きな施工業者を使って頂いて結構ですが、
紹介する事も出来ます。
只、経験上身内の施工業者や
親しい施工業者は辞めた方がいいと思います。
何故なら親しいと安くしてくれると
思うかもしれませんが、
ほとんど下請けの業者を使いますので
掛かるものは同じ様に掛かるのと、
間違いや手直しがある場合
きつく云えないとストレスが溜まると思います。
又、デザインした空間が
その施工業者で出来るかどうかの
チェックはさせて頂きます。
ディテールによっては、
住宅専門の施工業者では
出来ない場合もありますので。
Copyright (C) 2003 EQUALpartnership Corporation.All Rights Reserved